福岡第一バスケ部・セネガル人留学生の件

軽くメモ程度に。

19日の衆議院文部科学委員会市村浩一郎議員(民主)が問題を取り上げた。セネガル当局が日本の外務省の問い合わせに答えた資料によると、03年から福岡第一高校に留学したティエルノ・セイドゥ・ヌロ・ディアン選手は、82年1月4日生まれで当時21歳だったのに、86年10月4日生まれの16歳とするうその身分証を取得、これをもとに発行されたパスポートを手にしていた。
(中略)
疑惑は当時も指摘されていたが、福岡第一高校や全国高体連バスケットボール専門部は、年齢確認はパスポートで行ったなどとして出場可能としていた。福岡第一高校ではもう1人、05年の全国高校選抜に出場した九州のほかの高校でも1人セネガル人留学生が出場しており、「セネガル旋風」と話題になっていた。
asahi.com(朝日新聞社):高校バスケ全国制覇…セネガル人留学生は年齢詐称 福岡 - スポーツ

1983年 3月 福岡大学付属 大濠高等学校 卒業
Yahoo!みんなの政治 - 市村 浩一郎 - 基本情報

ここで問題が生じた。福岡第一高校総体で優勝した後、写真週刊誌が留学生の「年齢詐称疑惑」を報じた。訴えの主はライバル校、福岡大大濠の田中国明監督。全国高校体育連盟に質問状も出した。これに対し、福岡第一側が名誉棄損で訴訟を起こす騒ぎにもなった。
田中監督は「外国人を排除しようということではない。ただ、公平であってほしいという思いだった」と説明する。
週間朝日2006.3.17号

セネガル旋風って当時も話題になっていたな。福岡第一以外にも、延岡や八王子が上位進出していたと記憶している。確か、福大大濠は留学生を入れずに純日本人チームでやっていたんだっけ?
若年層のスポーツは育成も兼ねているから、例え同じ高校に所属していても年長の選手はまずかろう。たかはし智秋23歳や井上喜久子17歳のようなシャレでは済ませられない。ただし、パスポート詐称は母国でどう発行されたかの問題であるので、受け入れた学校側の責任だけを問うことはできまい。
さて、第一は2004インターハイや2005ウィンターカップを獲っているが、今さら剥奪というわけにもいかないだろうし、どう収拾するのやら。