転落への道

http://www.nishinippon.co.jp/nsp/avispa/20060818/20060818_002.shtml
アビスパ福岡が元日本代表MFの岩本輝雄(34)の獲得に乗り出していることが18日、明らかになった。近日中にも契約を結び、発表される見込み。福岡では最年長プレーヤーとなる。J1下位に低迷する若いチームに豊富な経験を伝授し、浮上への活力となることをクラブは期待している。

 岩本はファルカン監督が指揮を執った1994年に日本代表に選出され、10番を背負った。平塚(現J2湘南)では攻撃的左サイドバックとして名をはせ、同年度の天皇杯ではコンバートされた中盤で活躍し、チームの日本一に貢献した。FKの名手としても知られ、左足から放たれるキックの精度は高い。

 名古屋時代の2004年10月に右足首を手術。同年8月29日(対横浜FM)以来、2年近くピッチを離れている。だが、J1残留を目標としているクラブは、経験豊富な岩本の存在を若いチームに不可欠とみている。

 今年、岩本はタレントとしても活躍した。NHKの番組で4月から約2カ月半をかけ、東海道五十三次(東京・日本橋―京都・三条大橋)を踏破。かねて「右足が治ればプレーしたい」と現役復帰を願っていたベテランが降格圏(16位)にあえぐ福岡の救世主となるか。

 ◆岩本輝雄(いわもと・てるお) 1972年5月2日生まれ、神奈川県出身。横浜商大高卒。92年に入団したJFLのフジタを皮切りにJリーグの平塚(現J2湘南)や京都、仙台などでプレーした。2004年オフに名古屋を退団。日本代表では国際Aマッチ9試合出場で2得点。Jリーグでは237試合で42得点。その後は引退せずにケガの治療の傍ら、タレントとして活躍した。身長180センチ、体重74キロ。
 =2006/08/18付 西日本スポーツ

若いチームって。確かにJ2では若かったけど、それでは戦えないからこそ久動や布部を獲ってきたんでしょうに。なぜ今になってテルを獲る必要があるのか。本当に補弱が好きですね、長谷川治久チーム統括グループ長。
一応言っておくけど、アビスパに新しく入ってきた選手は誰でも応援したいし、復帰を目指すテルのこともいい選手だとは思ってる。だけど、2年もブランクがある選手を戦力として活用するのはリスクが高すぎるよ。今のアビスパに、新戦力が馴染むのを待つ時間はほとんどない。まして、待望されているCFWではなくて、守備や運動量を不安視される古いタイプのMFではねえ。それにレフティなら古賀誠史がいますよ。アビスパでは5シーズン目を迎え、チームの絶対的な柱です。
地元の若手選手を多く起用して、育成しつつ上位を目指すっていうアビスパの方針を、僕たちは望ましいと思っていたんだけどな。大池だよりさんとこで言われているとおり、すっかりツギハギ型のチームになってしまいました。残念です。