何を目指すのか

さっきスパサカ見てて、視聴者の選ぶW杯のベストゴールに、アルゼンチン−セルモンで25本パスをつないだカンビアッソのゴールが選ばれてた。加藤浩次が「こういうのが選ばれるってことは、こういうパスをつなぐサッカーが好まれるってことですかね」みたいなコメントしてたけど、全くその通りだと思う。日本の敗退以来、サッカー関係のブログでは「日本が目指すべきスタイルは何か」という議論が喧しいわけだけど。チームの適正な強化のためには、どのようなスタイル、どのような選手選考、どのようなチーム、どのような価値観でもって世界に戦いを挑むのかをしっかり考え、議論を重ねることが必要だと思う。組織か個人かなんて単純な二元論はもういらない。きちんとした組織の上に個人の技術を上乗せするという、至極まっとうな観点から出発して欲しい。