入れ替え戦アウェー

ヴィッセル神戸0−0アビスパ福岡
http://www.tbs.co.jp/supers/game/20061206_4217.html

アウェーでスコアレスドローという結果をどう見るか。ネガティブに考えるならばアウェーゴール方式だから1点でも取っておくべきところを失敗したとも捉えられるし、逆にアウェーで無失点に抑えたからホームで有利になるとも考えられる。ベストメンバーでない神戸相手に無得点に終わったのは正直痛いが、攻撃力に欠ける現在のアビスパにとっては1つの失点に2点3点の重みがある。慣れないウイングの芝で追いかける展開になることを恐れ、守備的な試合運びを目論んだのだろう。
修正すべき点としては、まずロングボールに対する守備とCBからのビルドアップ。そして誠史・久藤の両SHがクロッサーであるため、CHおよびSBがどれだけPA近傍で仕事ができるかがポイントだろう。やはり北斗の離脱は痛かった。
不調続きの今シーズンだが、ピーク時にはアントラーズジュビロを打ち破っている。今はともかく、選手を信じて声を出すしかないだろう。何にも根拠がなくとも「勝つ!」と強く思い込む狂気こそ、サポーターに求められているのだから。