代表戦3題

コンディションもコンビネーションも万全とは言えないカメルーンにやられまくり、しかし結果だけは残したということで、何とも論評しがたい。まあ選手コメントを見ても内容が伴っていなかったことは自分たちがよくわかっているだろうから、リーグ戦で精進してください。先発の3トップは良かったよ。あと、エトー含めベストに近いメンバーのカメルーンに2点差で勝ったことで、国際的な日本の評価は上がるんじゃないかな。カメルーンのニョンガ監督は再戦を匂わせるコメントを残しているし、スイス・オーストリア遠征もこれからあるので、コンフェデは出られないけど、1戦1戦地道に強化を図ってくれ。

結果だけが救い。とはいえ彼らが不真面目にやっていたわけでは決してなく、水本・青山のCBコンビは強固だったし、平山も以前の試合と比べれば機能していた。柏木・水野のプレイ振りは共に良質だったと思う。なのになぜああも組織がちぐはぐなのか。まあDFラインが下がりすぎて中盤が間延びしたとか両SBの走りの質が悪いとか文句の付けようもあるにはあるのだが。とりあえず、チームコンセプトが未だに定まらない問題について何とかするべきでは。

  • (U-17W杯)日本0−3ナイジェリア

ナイジェリアは、トップに出したボールを2列目がサイドに出して、というシンプルなプレーを組織的にこなしていて、とてもU-17とは思えなかった。身体能力も非常に高く、攻めを防ぎきれなかった。日本の方もただやられるだけじゃなくて何度かゴール前でチャンスは作っていたので、次への糧となる敗北だったと思う。実は眠気で見逃したところも多いのでこのくらいで(笑)。