ステータス異常と属性変異

非コミュとか非モテの概念がいまいちよくわかってないのだが、常人と大きく異なるらしいその心理状態にも、単なるステータス異常と、より根源的な属性レベルの変異があるのかな、とふと思った。つまり、まんげつそうを服用したりかえるのうたの詠唱によって麻痺や蛙のステータス異常が回復するように、人為的に出現させうるレベルの刺激を経験することで状態を回復することが可能だ。一方で、よりラディカルな部分で変異しているのであれば、それこそ悟りの書を持ってダーマ神殿に行ったり試練の山で自分の影と戦うというような、普通の生涯を送っていたのでは出会えない特殊で巨大な刺激を受けなければ回復することはないのではないか。そして後者の刺激はまさしく当人の人生におけるユニークな刺激であり、よほど特別な生涯を送っていなければ市井の一般人は経験することはないだろうから、効果的に回復した事例を見つけにくいのではないか。シロクマ先生のエントリを見てそんなことを考えたので、メモっておく。

男女交際であれば何でも良いというよりは、「ある種の男女交際が非モテメンタリティを軽減させる」「男女交際によってもたらされがちな何らかの滋味が非モテメンタリティを軽減させる」というほうが実際に近いような印象を私は持っている。男女交際は非モテメンタリティを確実に脱却させるわけではなく、その内容や種類如何で効果はまちまちで、なかには大して効果の無い男女交際もある、というのが本当のところのようにみえる。
男女交際は非モテメンタリティを払拭させるか - シロクマの屑籠