ならべてみよう

<元従業員の男性>
(Q.給料は手取りでどれくらい?)
「先月働いた分で、11万8,000円。(勤務は)25日です。全然、生活もできない状況です」<別の元従業員の男性>
「先月は(手取り)約12万ほどですね。勤務は25日。食費を切りつめたりだとか…」

給与明細を見せてもらうと、確かに手取りで月12万円、10万円といった金額が並ぶ。
フルタイム勤務でこの手取りでは、とても生活できそうにない。<別の元従業員の男性>
「社長のサジ加減一つで、給料が左右されてしまう」
http://mbs.jp/voice/special/200605/03_2551.shtml

右記は、講談社が発行する女性誌FRAU』編集部の、28歳女性社員の給与明細だ。76万円超と、20代の給与としては破格である(給与は年齢と所属部署で決まるが、社内ではもっと高い部署がいくつもある)。
|(中略)
右記の「源泉徴収票」と「特別区民税・都民税 特別徴収税額の通知書」によれば、2004年の給与収入は約1,200万円だ。入社5年目、27歳の年収としては、テレビ局と肩を並べる高水準である。給与約75万円×12ヶ月+ボーナス年約300万円。
|(中略)
2004年に成果主義が導入されたソニーでは、実際の27歳開発者は、ほぼ全員が「グレード2」で年収600〜650万円程度で働いている。30歳で700万円前後が平均。キヤノンでも、入社4年目に、半分しか受からないと言われる厳しい試験を通って「G2」に昇格できても、約700万円だ。27歳の年収とはそんなものであり、これらは事実だ。
27才1,200万円! 国民の働く意欲削ぐ講談社の異常賃金

参考までに。僕が2種試験に受かって国家公務員として働き始めたとき、最初の月給は手取り15万円ほどでした。そのまま27歳になった場合、額面でも諸手当含めてようやく400万というところです。そりゃ、労働の内容も成果も違うじゃないかと言われればそうですけど。うん、まあ、ともかく羨ましい。