F1ハンガリーGP

ジェンソン・バトン初勝利。そして第3期ホンダの初勝利。本当におめでとうございます。
ハンガロリンクは雨のため路面状況は不良。アロンソライコネンなどが続々とリタイアする中、14番グリッドからスタートしたバトンが114戦目にして見事な初勝利。長かったねえ。そしてホンダは、単独のワークスチームとしては1967年のジョン・サーティース以来39年ぶりの勝利。こちらも長かった。本当にすばらしいね。表彰式で流れる「君が代」に感動。
2位はデ・ラ・ロサ、3位はハイドフェルド。路面が乾きつつある中で、ミハエル・シューマッハはウェットタイヤのままで終盤まで2位を守るものの、最後に2人に抜かれ、残り2周くらいのところでピットイン(完走扱い)。しかし、ミハエルがデ・ラ・ロサハイドフェルドのアタックをこらえるシーンは、熱くなりました。ピットに入る際にアップになったボロボロのウェットタイヤに、また何とも言えない気持ちになる。
(追記)
ウェブ上のニュースを見てると、ホンダ単独ワークスでの勝利は1967年イタリアGP(第9戦)以来と伝えているところと、アメリカGP(第10戦)以来と報道しているところがあるね。yahooFormulaを見ても分かるように、イタリアGPでは確かにホンダのジョン・サーティースが勝っている。一方アメリカGPでは勝ったのはロータスの"フライング・スコット"ジム・クラークだ。
「○○以来」という言い回しは、「○○が起こった時点(あるいは事件etc)を含み、その後ずっと」という意味だから、この場合は「ホンダは1967年アメリカGP以来ずっと勝っていない。」という文章が正しいことになるよな。「ホンダが最後に勝ったのはイタリアGP」という事実をスパッと伝えるためにそういう文章にしたんだろうけど。