2006年シーズン第23節

川崎フロンターレ3−4ジュビロ磐田
得点:我那覇(前15分)福西(前37分)ジュニーニョ(後6分)カレン(後12分)中山(後33分)前田(後42分)我那覇(後43分)

テレビ観戦したので今更ながら少しだけ感想。撃ち合いで非常に面白いゲームだった。特にジュビロサポにとっては、優勝争い中の強豪に見事に攻め勝ったということで、爽快な試合だったんじゃないだろうか。カウンターを得意とする川崎に先取点を奪われながらの逆転勝利というのもすごい。
まず良かったのは太田。スタミナ、スピード、運動量がいずれも素晴らしく、ピッチを縦横無尽に走って攻守に貢献していた。これでSBが出来れば代表に呼ばれると思う。それからボランチの上田。ファブリシオを警告で欠き、上田が菊地とダブルボランチを務めていたが、まだ若いのに視野が広く、効果的にパスを配球していたように思う。U21にも選ばれたし、期待の若手ということだろうか。強いフィジカルを生かして対人のマークとカバーリングに当たる菊地とのコンビネーションもなかなか。そして川口。3失点したものの、それぞれは川口の責任とは言いがたいノーチャンスなもの。随所に見せたセービングは確かに代表クラスでしたよ。あと個人的には、前田とカレンとゴンが得点したからもう大満足。
一方の川崎は、ナビスコを睨んでか中村とマギヌンという主軸をスタメンから下げて試合に臨んでいたけど、これがまずかったかな。ベストメンバーなら勝ってたかもしれないけど、代わりに入ってた今野と原田では、トータルのパフォーマンスでジュビロに劣りましたね。川崎はガンバやレッズに伍して戦っている今シーズンだけど、それら強豪よりは選手層が薄い印象。中心選手を欠いても何とか勝ちきれるのが真の強豪だと思うので、その辺の補強が鍵だろうな。
ともあれ、他サポからは非常に面白く見られましたよ。ジュビロは前監督の呪いを振り払えたようでよかったですね。これが川勝氏とかだったりすると、目も当てられ(ry