全国高校サッカー選手県福岡県予選決勝


ご存知の方も多いと思いますが、先週12日に行われた、高校サッカー福岡県大会決勝ロスタイムの間接FKのシーンです。このFK失敗により東福岡は全国出場を逃してしまうわけですが、まあ全国出場がかかった場面ですんなりゴールできるようなら相当の強心臓と言えますし、冷静なコントロールショットを求めるのは少し酷でしょうか。さて、勝った九州国際大付属高のGK、つまり上記動画ではゴールを守っている方のキーパーについて、新聞に少し書かれていたのでメモ替わりに貼っておきます。

全国高校サッカー選手権大会
全国高校サッカー選手権大会福岡県予選の決勝戦をテレビ観戦していて目頭が熱くなった。初優勝した九国大付のGK梶川航治君のお母さんは8月にがんで亡くなったばかり。私の息子と梶川君が小学生時代、同じサッカー少年団に在籍していた関係でお母さんのこともよく知っていたからだ。
スタンドではお父さんが妻の遺影を手に観戦していた。サッカー好きの本人がこの場にいたらどれほど喜んだことか。当時のサッカー少年団はあと少しで全国大会に出られず親子ともども悔しがったが、そんなことも懐かしくよみがえった。
通夜の席で、大学生のお兄さんと一緒に弔問客にしっかりとあいさつをしていた梶川君。悲しみを封印してきっと練習に励んできたに違いない。つらいことがあった後には、必ず喜びもやってくる。人生、捨てたものではない、とあらためて教えてもらった。 (豊福)
=2006/11/18付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/column/desk/20061118/20061118_001.shtml

九国大付属の初戦の相手は富山第一(柳沢やベガルタの中島の母校)ということで、伝統ある強豪相手ですが頑張って欲しいと思います。ちなみに前回優勝の野洲は真岡と、また国見は八千代と対戦。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/hs/headlines/20061120-00000023-spnavi-spo.html