再びJ1に挑む人々

福岡は9日、DF吉村光示(30)が横浜へ完全移籍すると発表した。
吉村はクラブを通じて「1年間の短い間でしたがお世話になりました。J1残留に力をかせなくて残念です。陰ながらJ1復帰を応援しています」とコメントした。
http://kyusyu.nikkansports.com/soccer/jleague/avispa/f-ka-tp0-20070109-140339.html

J1昇格の横浜Cは5日、J2の福岡からFW藪田光教(30)が移籍加入すると発表した。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/headlines/20070105-00000129-jij-spo.html

今季J2で戦うアビスパ福岡は5日、DF千代反田充(26)がJ1アルビレックス新潟へ完全移籍すると発表した。
千代反田は東福岡高から筑波大を経て入団したセンターバック。昨季は26試合に出場し、184センチの高さを生かした守備でピンチを何度となく救った。「地元を離れてプレーすることは、難しい決断でしたが、新しい環境でチャレンジし成長していかなければならないと思い、移籍することにしました」とチームを通じてコメントした。
1997、98年度に東福岡高で全国高校選手権2連覇を達成。筑波大でも4年時に全日本大学選手権で優勝し、当時J2の福岡に入団した。J2では合計104試合に出場。2005年には7得点を挙げ、J1昇格の力になった。
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/avispa/20070106/20070106_001.shtml

薮田と吉村には感謝している。若い選手が多く経験に乏しいアビスパにおいて、2人ともJ1戦線を戦い抜くために奮闘してくれていた。J2降格による予算大幅減のために契約更新とはいかなかったけれど、新天地で頑張って欲しい。
そして千代反田。地元出身で生え抜き、チームに対する気持ちも熱かった千代に対しては、他の選手より一層愛着を感じていたのだけれど、ついに移籍。思うに、彼がクラブを想うほどにはクラブは彼のことを想っていなかったのだろう。責任主体のない経営陣と情熱を感じさせないフロントに対しては、本当に不信感が募る。
もちろん千代にはチームに残って欲しかったけれど、26歳という年齢と現在のアビスパの状況を考えると、新しい環境に挑みたいという気持ちもわかる。千葉とか永田とか若いライバルが多いが、頑張ってレギュラーを掴んで欲しい。再戦の暁には、しっかりブーイングしてやるからな。
アルビレックスサポへ。千代反田は本当に良い選手です。たまにメンタルがヘタレるけど、高さも強さも十分なCBです。どうかどうか、よろしくお願いします。