他人の犬を投げ落とす

フレンチブルドッグを街頭で盗んで飼育し、見つかると自宅マンション6階から投げ落として死なせたとして、窃盗と動物愛護法違反(愛護動物殺害)の罪に問われた札幌市中央区の無職の女(39)に対する初公判が7日、札幌地裁(川田宏一裁判官)であった。女は起訴事実を認め、検察側が懲役1年を求刑して結審した。判決は21日。
起訴状などによると、女は昨年8月28日、同区南11西10のドラッグストアで、飼い主の女性が入り口近くにつないでおいた雌のブルドッグ(5歳、時価20万円)を連れ帰って、飼育。3日後の31日、近所の人の情報で女性と友人らが確認に訪れると、玄関先で「犬はいない。猫はいる」と否定し、直後にベランダにいたブルドッグを投げ落として即死させた。
女は離婚歴があり、長女(10)、長男(3)と暮らす。被告人質問で「かわいくて欲しくなった。なついて子供たちも喜んだ」と動機を語った。
女は傍聴席の飼い主に向かい、「自分も動物好きなのに、人としてやってはいけないことをしてしまった」と涙を浮かべて謝罪。今後、児童扶養手当生活保護費をやり繰りし、弁償していくという。【真野森作】
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070208k0000m040167000c.html

昨年の夏に、一部でかなり話題になった事件ですね。僕も進学で家を出るまでは10年ほど犬を飼う生活だったので、当事者のことを思うと非常に暗い気分になりました。事件当時、飼い主のブログに事の顛末が掲載されていて、一時期非公開だったのですが再公開されたようなので下にリンク貼っておきます。陰惨ではないですが胸に迫るものがあるので、心の準備をして読んでください。ペットとは言え家族のようなものです。それを他人に奪われるようなことは、決してあってはならないでしょう。
百代連れ去り事件真相 - puripochi