J2第44節・アビスパ福岡‐京都サンガ

アビスパ福岡1−1京都サンガ
得点者:森岡(2分)布部(89分)
GK 1 神山竜一
DF20 山形辰徳(→長野聡82分)
DF17 川島眞也
DF 2 宮本亨
DF 8 チェッコリ
MF11 田中佑昌(→宮崎光平89分)
MF15 城後寿(→久藤清一73分)
MF 6 布部陽功
MF16 久永辰徳
FW 3 アレックス
FW 9 リンコン
http://www.jsgoal.jp/result/20070200030620071010_detail.html

仕事を大急ぎで片付け、何とかキックオフ30分前にスタジアムにたどり着く。ビールと唐揚げとシュハスコ*1を手にバックスタンドへ。相変わらず背広姿が多い。平日の夜は雰囲気がいいな。
さて試合の方ですが、序盤につまらないファウルを犯してしまい、セットプレーから森岡の見事なフリーキックで失点。京都は序盤からこちらの両SBに激しくチェックに来ていて、福岡に攻撃の形を作らせなかった。斉藤のプレスとか良かったよ。
前半半ばから城後がビルドアップによく顔を出すようになり、福岡もだんだんと攻撃のチャンスを作れるようになる。ただこの試合では流れがよくないというかアンラッキーというか、福岡のシュートは大半がキーパー正面か枠外で、ゴールの気配はなし。京都も先制してからは守り重視の戦術にシフトしたようで、パウリーニョアンドレにロングボールを入れるシーンが目立つようになる。ハーフコートマッチみたい。
終盤に久藤が入ってから、福岡の攻撃はさらにシフトアップ。ロスタイムにコーナーキックを獲得し、ずっとパワープレーに出ていた長野が落としたところを布部が見事に蹴り込んで同点に追い付く。何とか勝ち点1を得た。
敗北に等しい引き分け。はっきり言って、何となくゲームに入ってしまったアビスパの失当でしょう。いつまでたっても不用意にファウルを犯すクセが抜けませんな。そして失点後から激しく攻撃をかけるものの、数多のチャンスはことごとく逃す。入らない時はこんなものということは分かっていますが、やはり歯痒かったです。この試合では普段上がりを抑えているチェコもよく上がっていたし、城後もよく動いて攻守に絡んでいましたが、全体として動きがチグハグ。昨シーズン見せた組織力はどこにいったのやら。
他のチームを見ると、セレッソと湘南は勝って昇格戦線にかろうじて踏みとどまっている感じ。そのセレッソに負けた札幌はまだ首位キープですが、何とヴェルディが1差で2位。7連敗からここまで這いあがるか。3位のサンガと4位のベガルタも僅差なので、まだまだ昇格争いはわかりませんね。うちは早いとこ来年の監督探しを…。
写真は京都戦後にそのまま博多の森でクールダウンしていたアビスパの選手たち。

*1:ワインに漬けた牛肉のステーキ。元はブラジルのバーベキューのこと。