わけがわからぬ

で、この申請時、担当機関に電話を入れたらば。怒られましたよわたしは。「あなたはそんなにお金が欲しいのか」と。「小さい子どもがいる家庭はみんなお金に困ってるんです!」と。正直わけがわからなかった。なんで怒ってるのかもなんでお金の話になるのかもわからなかった。
steel-blueさんからトラックバック - S嬢 はてな

小さい子供がいる家庭が「みんな」困っているんだったら、その小さい子供がいる家庭相互には特段の不公平はないのだから、知的障害のために障害者手帳の取得を申請し、他の子供がいる家庭に比べて特別な支援を受けることに、何の問題があるのやら。
もしも他の子供のいない家庭あるいはさまざまな理由により現に支援を必要とするが実際には支援が小さい家庭に比べて障害ある子供を持つ家庭が特別な支援を受けることに不公平を感じているのだとしたら、それはその自治体において、どのファクターに支援の必要性を認め、どのファクターには認めていないかという問題であるから、その担当者は自身の上司に対して「どういった属性を持つ住民に対して現状よりも大きな支援を行うべきか」を上申すればよろしい。少なくとも、「あなたはお金が欲しいのか」なんて行政マンの台詞じゃないわ。
こういう属人的なところで生活の根本に関わる制度を利用できるかどうかが決まる状況は、正直気に食わない。営利サービスでクレーマーに対処するのであれば水際作戦もいいだろうが、公共セクションでは断固として否である。