2008年J2第7節・アビスパ福岡‐FC岐阜

ぎっふぎふにされますたorz

アビスパ福岡1-5FC岐阜
得点:北斗(18分)片桐(56,57分)高木(59分)梅田(61,83分)
蜂スタメン
GK22吉田宗弘
DF 3山形辰徳
DF 5長野聡
DF 6布部陽功(→田中佑昌62分)
DF17中島崇典(→大久保哲哉64分)
MF14中村北斗
MF 7久藤清一
MF 8タレイ(→城後寿68分)
MF16久永辰徳
FW 9黒部光昭
FW25グリフィス
http://www.jsgoal.jp/result/2008/0412/20080200030220080412_detail.html

詳しく思い出すと血圧があがりまくるので簡単に。前半はさほど悪くない展開でした。北斗の先制ゴールはきれいな形だったし、崩す場面もいくつかあったし。
後半の大量失点についてですが、情けないのは5点取られたことよりも、最初の失点後に守備が完全にパニックに陥ったことですね。もともとリティは守備についてきちんとした戦術思想は持っておらず、「1対1で勝つ」が唯一のメソッドです。だから1対1になった時にスピードや技術で1枚上手の相手に対しては、なすすべがありません。そういうときのために守備でブロックを作り組織的に対応することが必要なのですが、リティにそれを指導する手腕、というか組織的守備の重要性を理解する感性はありませんから。
したがってパニックを起こした守備陣はすべての対応が後手に回り、相手に振り回され、味方のサポートも期待できず、棒立ちになってしまうというわけです。まあこれがきちんと組織されたチームなら、失点しても立ち戻るべき陣形と戦術と守備思想があるでしょう。しかしアビスパにはそれがない。個々がバラバラに対応する以外の方策がない。アドリブの組織プレーなんて同じプロ相手では脆いもので、片桐や片山、梅田などにはいいようにやられてしまいましたね。2年前のJ1では組織的守備力だけが頼みの綱だったのに。
選手交代も話にならない。攻撃的な選手ばかりを入れてきましたが、ストライカーを並べても機能するはずもなく、パスの出せる久藤もひたすら後方でボールを追う羽目になっていましたね。大久保を入れるなら黒部・グリフィスのどちらかは引っ込めるべきだし、久藤を中盤から下げないためには北斗をSBに置くか亨を入れて3バックにするなどの手があったでしょう。何というか、チームを支えるバックボーン、立ち戻るべき原点を持たない、そういう情けなさばかりが目についた試合でした。
昨シーズンからリトバルスキーには辞めてもらいたくてしょうがないのだけれど、この結果でも何が拙いのか理解できないんだろうなあ。来週は鳥栖との九州ダービーだというのに、正直それどころではないよ。あ、うちは現社長がリティ盲信なので、すでにS級持ってる人間はすべて粛清解雇されているはず。違約金払う金もないだろうから、たぶんリティと心中です。